アクティブワークス有限会社
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動画コンテンツ管理システム
当社では、お客様企業の社内動画管理用に動画コンテンツ管理システムの開発を行ないました。
システム開発の経緯
お客様が保有している多量の社内向け動画コンテンツを管理するシステムが欲しいというご要望を受け、社内用動画管理システムの開発に着手しました。
現状では動画のデータを個別に保管しており、それを一括で管理するシステムが無いという事もあり、その運用は煩雑なものでした。これをすべて管理システムで一括管理することにより動画コンテンツの運用性を向上させる事が本システムの目的となりました。
お客様の社内環境(クライアントPC)に新しいプログラムを導入する事が難しいため、既存技術を用いて動画が閲覧・管理出来なければならず、ウェブブラウザとFlashを使用したシステムをベースに構築する事となりました。
システムの特徴
当システムの目的である動画コンテンツの管理において求められた機能は下記の通りです。

・決められた人間のみがアクセス出来る認証機能
・動画のアップロード、削除機能
・動画へのメタ情報の付与機能
・動画の検索機能
・複数拠点でのシステムの連携
・将来に備えたシステム拡張性

求められる機能の大部分は既存の動画共有サービスのシステムと同等でした。このため、当システムの大部分は既存技術を活用する形態で構築されています。動画処理についてはオープンソースのライブラリ及びPHPエクステンションを使用し、クライアント環境での動画再生はFlashの動画再生機能を使用しています。このため、動画の圧縮形式についてはある程度限定しなければならず、お客様の運用環境を考慮してシステムの設計が成されました。
社内という限られた環境で使用される事が前提となるためシステム負荷は高くなく、その一方でシステムの利便性やインタフェースの検討が重要視されました。特に動画の検索機能については、動画名、動画カテゴリ、掲載日等の様々なメタ情報で検索出来る事が求められ、如何に早く目的の動画にアクセス出来るかについて検討し、実装を行なっています。
セキュリティの面については、基本的な認証機能の他に、ユーザ別に利用出来る機能を制限したり、動画単位でアクセス可能なユーザを制限する機能を設けました。これにより柔軟且つ高度なコンテンツ運用を可能としています。
システムの運用
当システムでは、システムの挙動や内容を極力簡素化する事で、極力運用に係る人的コストの削減を行なっています。
求められる機能が「複数拠点での連携」や「将来に備えたシステムの拡張性」であり、これは多分に複雑な機能ではありますが、日常の運用においてはそれぞれを意識させず、必要な時に拡張作業を行なうという方針で実装を行なっています。
システムの状況を可視化出来る管理インタフェースを用意すると共に、異常事態に対応するマニュアルを整備する事でシステム運用に係る負担を軽減しています。



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